幸せになるCoffee:毎日のコーヒーが、元気で長生きにつながる!?

 スペシャルティコーヒー専門店店主・藤原京華さんと一緒に、コーヒーからつながる「幸せ」について考えてみませんか。今回は、コーヒーと健康の関係について紹介してくれます。

イラスト・藤原京華さん

毎日のコーヒーが、元気で長生きにつながる!?

最近テレビなどで、コーヒーの健康効果がよく紹介されています。元々コーヒーは、漢方薬のようなもの。コーヒー「豆」と呼びますが、実は「タネ」。種は、葉や幹よりも強く生きるエネルギーを凝縮しているといわれます。コーヒーは、アカネ科の「コーヒーノキ」という植物の果実の種をいったものからエキスを抽出し飲んでいます。アフリカ大陸に起源を持ち、10世紀頃には薬や祭事などで使われていたようです。諸説の中、有名なものはエチオピアのカルディというヤギ飼いの話。ヤギがコーヒーの木の実を食べて夜通し興奮していることから、修道士たちが夜勤の眠気覚ましに利用したのが始まりとか。

ヤギがきっかけとなって、コーヒーが眠気覚ましに利用されるようになったとの説も

近年、多くの大学など研究機関で、コーヒーが与える機能について研究、発表されています。心筋梗塞、脳血栓など血管の病気の減少、脳卒中のリスクの軽減、脂肪肝の軽減、アルツハイマーの予防など多数。コーヒーの成分の、カフェインやクロロゲン酸、ポリフェノールなど、エイジングに作用する抗酸化物質や血糖値や血管の機能を改善するなど、期待できる物質が豊富に含まれているそうです。詳しくは「全日本コーヒー協会」のウェブサイト http://coffee.ajca.or.jp/ 内の「コーヒーと健康」に研究が紹介されています。

しかし、コーヒーが苦手な方、コーヒーを飲むと気持ち悪くなる方もいます。それは質の悪いコーヒーだからかもしれません。豆の質の良し悪し、焙煎後の期間は大いに関係します。コーヒーも焙煎後は徐々に酸化しています。粉にするとさらに早く酸化します。豆のままで常温保存の場合、2週間程度までが飲み頃です(冷蔵庫保存でおいしさは長持ちします) 。良質な豆の、焙煎後間もないものの購入をお薦めします。

気分をスッキリさせたい時や、リラックスしたい時に効果的、さらに多様な味わいを楽しめ、しかも体にいい可能性が高い―ときたら毎日飲みたいものです。1日3〜5杯が効果的といいますが、体調に合わせて楽しんで。欲しい時が体が必要な時。5杯飲みなさいではなく、飲んでも大丈夫という意味でしょう。何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、です。

カフェインに弱い方や眠れなくなる方、摂取を控える方には、カフェインを抜きとったカフェインレスコーヒーも。写真は、カフェインレスコーヒーエチオピア モカシダモ 100g950円(他にコロンビアのカフェインレス100g1000円もあります)。吉備の国珈琲焙煎所では、生豆から注文ごとに好みに合わせて焙煎。いりたての豆を購入できます

藤原 京華(けいか)さん
スペシャルティコーヒー専門店「吉備の国珈琲焙煎所」(岡山市北区表町1-7-15・1F)店主。中国コーヒー商工組合 事務局長。
http://kibinokuni.a-zone-t.net/

さりお 2021年4月23日号掲載

店舗住所
岡山市北区表町1-7-15
報告する