おいしいお菓子や料理が家庭で手軽に

菓子・料理研究家 若山 曜子さん


新刊「さつまいものお菓子」を出版
おいしいお菓子や料理が家庭で手軽に

身近な材料で手軽に作れるお菓子や料理のレシピが評判で、幅広く活躍する若山曜子さん。新刊「さつまいものお菓子」が10月に出版されました。岡山で育ち、留学で得たフランスのエッセンスもプラスされた若山さんから生まれる料理とは。

【若山曜子】岡山市出身。岡山大学教育学部附属中学校、岡山県立岡山朝日高等学校卒業。東京外国語大学フランス語学科卒業後、フランスへ留学。パリで製菓を学び、フランス国家資格を取得。パリのパティスリーやレストランで研さんを積み帰国。現在は書籍や雑誌、テレビなど幅広く活躍中。オンラインでの料理教室も開催している。インスタグラム=@yoochanpetite

 編集部 お菓子作りを始めたきっかけは?

若山さん 幼い頃母と祖母と私は岡山に住んでいて、父は仕事の関係で東京に住んでいました。父のいる東京へ行ったときに食べたデザートが子どもながらにおいしくて衝撃を受け、中学生になって自分でお菓子作りを始めました。それが結構おいしくできたのがきっかけです。高校卒業後、製菓の専門学校へ行こうとしたのですが、選択肢を広げた方がいいという父のアドバイスもあり大学へ進み、その後フランスへ。

 編集部 新しいレシピはどこからヒントを得て生まれますか。

若山さん 子どもの頃から本を読むのが好きで、絵や写真のない料理が出てくると、どんな味か気になって。昔は、現地へ行って食べていましたが、今は難しいので、ネットを活用するなどして材料を探し、自分の好きな味に落とし込み、日本の家庭で作りやすい味にすることがよくあります。

 編集部 岡山の思い出の味は?

若山さん 魚がおいしくて、サワラの刺し身や塩焼きをよく食べました。
デミカツ丼も大好きで、いまだに東京で食べる卵とじのカツ丼になじめません。幼い頃は、当時、表町にあった白十字でミルクセーキをよく飲みました。中学・高校時代は、福福饅頭(まんじゅう)やカニドンにもよく行き、誕生日はモーツァルトのケーキでしたね。

 編集部 お菓子作りに挑戦する人にアドバイスを。

若山さん 準備として、材料の分量をすべて計り、作り方を一通りよく読んでおくことです。お菓子は失敗すると次に作るのが嫌になるので、初めて作るレシピは、代用品も避けてレシピ通りに作ってほしいです。

 編集部 これから挑戦してみたいことは?

若山さん お菓子を作る上で、器具や道具でこんなものがあれば…と、
よく思うので、料理の中での気付きを踏まえた調理器具のプロデュースなどができればと思っています。

10月発売の新刊「さつまいものお菓子」(家の光協会)1650円

さりお 2022年10月21日号掲載

報告する