ついつい聴き入ってしまうオカリーナの音色 12月15日(木)から、ホワイトキャンバスで作品展

オカリーナ演奏・作家 軽部 りつこさん


ついつい聴き入ってしまうオカリーナの音色
12月15日(木)から、ホワイトキャンバスで作品展

オカリーナ演奏・作曲・編曲、土からオカリーナを作る作家としても活躍する軽部りつこさん。今月、自身が制作したオカリーナの展示販売とコンサートが開かれます(左表)。オカリーナの音色に耳を傾けてみませんか。

「軽部りつこオカリーナ作品展 四季の歌笛」
12/15(木)~19(月)10:00~18:00
ホワイトキャンバス(岡山市北区表町)、入場無料
※毎日14:00からミニコンサート開催(予約優先)
詳しくは☎090(4891)5277軽部さん


 編集部 オカリーナとの出会いは?

軽部さん 大学時代はフルートを専攻していたのですが、就職が近づくにつれて、楽器を作りたいという思いが強くなり、自分で作れて演奏できる楽器を探していた中、オカリーナに出会いました。そこから自宅に工房を構えて、オカリーナを制作して各地で演奏活動を行っています。

 編集部 フルーツのオカリーナかわいいですね。

軽部さん 実はこれ、明石家さんまさんのアドバイスから生まれたんです。2020年に観光協会さんからのご依頼で桃の形のオカリーナ「もも笛」を制作していましたが、コロナ禍で演奏活動ができなくなり、行き詰まってしまって。そんな時、テレビに出演する機会を頂いたんです。さんまさんに現状を相談したら「フルーツオーケストラ作ったらえぇやん」と言われて。最初は驚きましたが、今では皆さんに興味を持ってもらって、オカリーナがより身近に感じてもらえるようになったと思っています。

写真の果物などは、すべてオカリーナかホイッスル。もも笛は3300円、その他フルーツのオカリーナは5000円前後、マスカットなどホイッスルは1650円から

 編集部 どんな音が?

軽部さん 小さいオカリーナは比較的高い音が、大きな物は低い音が出ます。一般的なオカリーナは、1.5オクターブの音域ですが、フルーツやツリーなどのオリジナルオカリーナは1オクターブの音が出せます。

 編集部 どんな曲を演奏するのがオススメ?

軽部さん 桃の形は童謡の「桃太郎」、ツリーの形は「ジングルベル」、富士山の形は「ふじの山」…のように、それぞれが演奏できる音域に調律して制作しています。楽譜が読めなくても演奏できる譜面付きですので、まずは譜面に沿ってチャレンジしてもらいたいですね。

 編集部 懐かしい音色ですね。

軽部さん 派手な音色ではないけれど皆さん聴き入ってくれて、初めて聴くけど懐かしいという感想もよく聞きます。童謡って「たなばたさま」だと〝のきば〟とか、「お正月」だと〝お正月にはたこ揚げてこまを回して〟とか、今の子どもたちが知らない昔の生活にまつわる歌詞が出てきますよね。オカリーナを吹いたり聴いたりして、コミュニケーションのきっかけにもなればとも思っています。

さりお 2022年12月9日号掲載

報告する