幸せになるCoffee:日々の選択が自分自身、社会、未来をつくっていく

スペシャルティコーヒー専門店店主・藤原京華さんと一緒に、コーヒーからつながる「幸せ」について考えてみませんか。もっとおいしく味わうためのヒントや知識も交えながらお届けします。

イラスト・藤原京華さん

日々の選択が自分自身、社会、未来をつくっていく

おいしいコーヒーが飲みたい。おいしいコーヒーを入れてあげたい―。何を「おいしい」と思うかは、人により多少違いもありますが、それは「食べ物を選ぶセンサー」。良質で、自然で、新鮮な体に良いものを選ぶ「生きる本能」です。
おいしいコーヒー豆の選び方として、3つの要件があります。

いい素材(高品質)であること。コーヒーも農産物、焙煎は調理。素材が肝心です。産地などの情報とともに、豆の状態で形や大きさなどを確認したいものです。
焙煎後の新鮮さ、時間もおいしさのポイントです。煎りたてのコーヒーはフレッシュな香ばしいおいしさ。時間の経過とともに、熟成が進み、味の深みやまろやかさが出てきます。普段お飲みのコーヒーが、いつ焙煎されたものか分かりますか。
適切で好みの焙煎。焙煎度には豆それぞれの適性がありますが、正解は1つではありません。浅煎り、深煎り具合で自分好みの味になると満足度が高まります。

▲世界の名産地で丁寧に育てられ、おいしいと評価されている高品質のコーヒー「スペシャルティコーヒー」。1種類の豆でも焙煎の深さにより味わいは変わり、それぞれに個性が楽しめます。「吉備の国珈琲焙煎所」では、60種類以上の生豆がそろい、注文ごとに好みに応じて焙煎してくれます。日替わりでテイクアウトも各種

コーヒーに限らず、何でも、「選ぶことは、自分自身と、社会と未来をつくること」。一人一人の動向は、ささやかではあるけれどそれがマーケティングといわれ、関わる企業、生産者を育て、社会がつくられているのです。何が本当に必要なのか、何を残したいのか、重要性を認識すること。簡単に社会が変わることではありませんが、その意識があるかないかは大きな違いに通じていくと思います。

コーヒーの楽しみとおいしさによる「幸せ」を、あなたとあなたの家族に、周りの方たちにつなげたい。そして遠い国の生産者の方たちまで、幸せがつながるように願い、おいしいコーヒーの選び方や入れ方などをお伝えしていきます。

藤原 京華(けいか)さん
スペシャルティコーヒー専門店「吉備の国珈琲焙煎所」(岡山市北区表町1-7-15・1F)店主。中国コーヒー商工組合 事務局長。
http://kibinokuni.a-zone-t.net/

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